mazyu36の日記

某SIer所属のクラウドエンジニアのブログ

Aurora

AWS CDKで作ったAurora グローバルデータベースは運用できるのか(2024 ver)

以下の記事においてAWS CDKでAurora グローバルデータベースをCDKで構築する方法、また運用が行えるかの解説を行なっていました。 記事内では「計画外フェイルオーバー」時のクラスターの切り離し作業等を行った際に、AWS CDKによる変更適用・その後の運用が…

Spring BootでAWS Advanced JDBC wrapperを使ってAurora PotgreSQLに接続する

最近Java(Spring)を使う機会があり、DB接続周りでAWS Advanced JDBC wrapperを試してみたのでその記録です。 やりたいことは以下です。 Secrets ManagerからDBの認証情報を取得する。 Failoverに対応する。 WriterとReaderでクエリを振り分ける ※なお筆者…

【CDK】 Aurora Serverless v2に対応したL2 ConstructのAPIを使用して旧APIからの移行を試す

AWS CDK v2.82.0でAurora Serverless v2が正式にL2 Constructに対応しました。 AWS CDK v2.82.0 新機能✨#cdk_releases⑥Aurora Serverless v2を利用可能に。設計時の判断を記述するArchitecture Decision Record (ADR) も公開されているため興味がある方はご…

AWS CDKで各種ログに対するAmazon AthenaのPartition Projectionを実装する

Amazon AthenaにPartition Projection(パーティション射影)という機能があります。 dev.classmethod.jp ざっくりいうとパーティション管理を自動化して、高速にクエリが実行でき、お財布にも優しいというものです。個人的にはめちゃくちゃ便利だなと思い、…

AWS CDKで作ったAuroraクラスターはRDS Blue/Green Deploymentsを使って運用できるのか

本ブログでは何回かAWS CDKで構築したAurora(RDS)クラスターを運用の観点で検証してきました。 当たり前ですがCDKで作ったとしても、そのあとは運用を行っていく必要があるので、運用継続ができるかは重要かと思います。特にDB(ステートフルなリソース)…

AWS CDKで作ったAurora グローバルデータベースは運用できるのか

-----(2024/3/25追記) ----- 本記事の内容は古いです。2024年時点では本記事のように「計画外フェイルオーバー」時にクラスターの切り離し作業などが不要です。 詳細は以下をご覧ください。 mazyu36.hatenablog.com ----- 追記ここまで ----- リージョン間…

Fargate BastionとAthena Federated Queryを使用して楽にAurora MySQLを運用する( + CDKで実現する方法)

初めに Fargate BastionとAthena Federated Queryを使って、サーバレスでAurora MySQLを手軽に運用する仕組みを導入したところ、なかなか便利だったのでまとめておく。

AWS CDKでカスタムパラメータグループを使用しているAuroraのアップグレード方法(+v.2.50.0時点でServerless v2を使用する方法)

背景 AWS CDKでAurora MySQL 2(5.7互換)を使用していた。しかしAurora Serverless v2の検証をしたいため、Aurora MySQL 3(8互換)にアップグレードをする必要があった。 以下の記事に記載の通り、簡単にアップグレードできるものと踏んでいたが、かなりハ…

AWS CDKにおけるAurora MySQLのリカバリについて

導入 AWS CDK構築したAurora MySQLの運用を検討する中で、データの復旧方法の整理が必要となったので色々調査、検証してみた。 前提 前提としてAurora MySQLをAWS CDKの管理下のままデータを可能な手段について検証している(AWS CDKの管理下の状態を維持し…